小松史法です。
僕は地図を眺めるのが好きだ。
太古の昔から人びとは、
自分の住む世界を表現するために地図を描いてきた。
地図を旅や移動のための道具としてとらえることが多いけど、
本来地図の定義は幅広く、
人間が存在する世界の事物、概念、出来事を図形で表現したものだ。
この地図のように、
様々な人生の縮図をこの声で表現していきたい。
小松史法。
突如響く、命の悲鳴。
修羅場と化す現場。
そこへ、敢然と立ち向かう男たちがいる。
特別救助隊、通称レスキュー隊。
1分1秒を争い急行する現場は、
常に過酷を極める。
だが、彼らは、我が身の危険を顧みず人名を守るために戦っている。
「密着!川崎レスキュー」
熱き男たち
軌跡の救出劇を追った。
とここで、訪れたのはこちらの展覧会。
1860年、現在のチェコ共和国である南モラヴィア地方に生まれた、
アルフォンス・ミュシャ。
「線の魔術」と呼ばれる彼の作品はミュシャ様式と呼ばれ、
今なお世界のアーティストに影響を与えているんです。
今回は、この展覧会の注目の見どころをいち早く紹介します!
海を臨む部屋に一人暮らすのは、
梅木信子さん96歳。
実は、現役の医師なんです。
梅木さんが医師になったのには、
時代が大きく関係していました。
第2次世界大戦の最中、
結婚式を挙げる予定だった梅木さん。
しかし式の8日前、
ご主人が乗った船はアメリカ軍に砲撃され沈没。
結婚式で並んだのは、
夫の遺影でした。
自分が戦死しても、
梅木さんが生活していけるように医学の道に進んでほしい。
それが夫、康之さんの願い。
誰よりも歳を重ねてきたからこその信頼のおける診察。
それが誇り、それがだれかの役にたてばいい。
この思いが、96歳になった今も梅木さんの原動力となっているのです。